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31代目スレ 2010/4/2 マーズ「ゼラド坂本? ちぇっ、べらぼーめ! ありゃーな、おれがこの世で一番ニガテなニンゲンだよ! あんなニコニコプニプニして、 自分勝手で脳天気で人たらしで、オトコにもオンナにも好かれて、 あれほど腹の立つニンゲンは、どこにもいなかったよ!」 【京都 寺田屋】 ヴィレアム「ゼラド!」 ゼラド「わあ! ヴィレアムくん、裸ん坊でどうしたの!?」 ヴィレアム「格好なんて問題じゃない、早く逃げるんだ!」 ゼラド「逃げるって、なんで?」 ヴィレアム「伏見奉行所にここを見つかった!」 ゼラド「フシミ? ブギョウ? なにいってるの?」 ヴィレアム「早く逃げるんだ!」 役人「御用改めである!」 ゼフィア「ちぇぇぇぇぇいっ!」 ザシュッ ザシュッ ヴィレアム「ゼフィア半次郎先輩!」 ゼフィア「ヴィレアム慎太郎、すぐに薩摩藩邸に逃げるのだ!」 ゼラド「ハンジロー? シンタロー? ふたりとも、なにいってるのぉ?」 ヴィレアム「さ、逃げるんだ!」 ゼラド「ヴィレアムくん、服着てよぉ!」 【薩摩藩邸】 スレイチェル「危ないところであったでごわスマッシュ」 ヴィレアム「西郷スレイチェル先輩、匿っていただき、感謝もこの上ありません」 ゼラド「スレイチェル先輩まで、いったいなにがどうなってるの?」 ヴィレアム「ゼラド坂本こそ、いったいなにをいっているんだ。 手傷でも負って混乱してるのか?」 ゼラド「ゼラド坂本ぉ~?」 スレイチェル「親指を少し切っているようだな、ここで休んでいくがよい」 【朝】 ゼラド「どうしよう、なんかわたし、坂本竜馬になっちゃってるみたい。 う~ん、どうしたら元に戻れるのかなあ?」 ガラッ ヴィレアム「ゼラド、傷の具合はどうだ」 ゼラド「ヴィレアムくん、教えて? いったいいま、どういうことになってるの?」 ヴィレアム「ゼラド、記憶に混乱でもあるのか? どうもこうも、幕府がフランスと手を結んで薩摩を討とうとしてるもんだから、 一触即発の状態だよ」 ゼラド「そっか、じゃあ次は薩長同盟だね!」 ヴィレアム「薩長同盟?」 ゼラド「え、なに?」 ヴィレアム「なにバカなこといってるんだゼラド! 薩摩と長州が手を結ぶはずないじゃないか!」 ゼラド「えぇ~! だって」 ヴィレアム「いいか、禁門の変の後、幕府は長州征伐の命令を出した! このとき成長連合軍の総司令官だったのが西郷スレイチェル先輩なんだぞ!」 ゼラド「でも、話し合えば」 ヴィレアム「またバカなことを。 西郷スレイチェル先輩は禁門の変での参謀格だった家老3人の命と引き替えに長州を服従させたんだぞ!」 ゼラド「それは、戦争にならないようにって」 ヴィレアム「サムライにとっては戦いの機会も与えられずに負けだけ寄こされたのは屈辱じゃないか!」 ゼラド「そういうものなの?」 ヴィレアム「とにかく、長州と薩摩が手を組むなんてあり得ない!」 ゼラド「う~ん、歴史の教科書にはそこまで載ってなかったよ。 でも、やんなきゃなんない感じだし」 【座敷】 スレイチェル「長州と手を組む? それは無理であろうごわスマッシュ」 ゼラド「そのスマッシュには誰も突っ込まないんですか?」 スレイチェル「長州者は幕府よりなにより薩摩を恨んでおるからな」 ゼラド「あ、スマッシュやめた」 ゼフィア「我が藩が協力を要請したとしても、長州側が納得すまい」 ミスティリカ「そんなことよりゼフィア半次郎先輩、丁半賭博に行きましょうよ」 ゼフィア「行かぬ。賭博など2度とやらぬ」 ミスティリカ「もう~! いっそ脱藩しましょうよぉ~! このひとと一緒にいたらゼフィア先輩がどんどんマトモになっちゃいますよぉ~!」 スレイチェル「スレイチェルを指差すなである」 ヴィレアム「でも先輩、幕府とフランスが」 スレイチェル「それはわかっているのであるが」 ゼラド「薩摩だって幕府と戦うつもりなんでしょう?」 スレイチェル「たしかにそうだが」 ゼラド「だったら、味方は多い方がいいじゃないですか」 スレイチェル「こちらがよくても、長州が承知すまい。 マリ小五郎はまだ話の分かる人物だというが、 高杉ハザリアは、一種の怪人だと聞く」 ゼラド「マリちゃんとハザリアくんだったら、わたしが説得しますよ!」 スレイチェル「出来るのであるか?」 ヴィレアム「ゼラド坂本は、江戸の御前試合でマリ小五郎と面識がありますから」 ゼラド「まっかせといてください!」 【長州】 ハザリア「三千世界の鴉を殺し~、主と朝寝がしてみたい~♪」 マリ「京都じゃずいぶん芸者にモテてたそうじゃないか」 ハザリア「ん、まあ、その、な」 マリ「べつにいいんだけどな、わたしは」 ハザリア「フ、フハハハ! 貴様がどうしても、というのなら芸者と手を切ってやらんでもない!」 マリ「だから、べつにいいって」 ハザリア「いや、べつにいいって貴様」 マリ「半ベソかいたってダメだ」 ハザリア「俺を見捨てんでくれぇっ!」 マリ「うるさいよ、ひっつくな」 ガラッ ゼラド「こんにちは!」 マリ「あ」 ハザリア「あ」 バッ ハザリア「べっ、べつになにもしておらんぞ!」 マリ「よ、よせよ、なんかしてたみたいじゃないか」 ゼラド「なんか、悪いときに来ちゃったみたいだね」 ヴィレアム「こいつらはいつもこんなんだから気にするな」 ハザリア「なにをぅ! 薩奸と手を組むというのか!」 マリ「うるさいよ、いきなり大きな声を出すな」 ハザリア「たわけ! 我々は薩摩の陰謀により京政界を追われ! 蛤御門の変でも、何人殺されたかわからん! この上薩摩と手を組むとなれば、我々は長州志士に恨み殺されるわ!」 ゼラド「でも、いま幕府に攻撃されたら、長州は」 マリ「滅ぶだろうなあ」 ハザリア「ぐむむ」 ゼラド「だったら!」 マリ「でもなあ」 ハザリア「第一、あの西郷スレイチェルという人物は信用が置けん!」 マリ「まあなあ」 ハザリア「あんな性別も不詳な八方美人な人間を、薩摩はなぜ重用しておるのか!」 ゼラド「でも薩摩は、いま幕府からの長州征伐に反対してるんだよ?」 ハザリア「そういうケツの軽さがどうも信用出来ん!」 ゼラド「もう、いつまでもそんなこといってると、長州はどうなるの!」 ハザリア「う~む」 マリ「まあ、ゼラド坂本がそこまでいうなら、話くらい聞いたっていいよ」 【下関】 ハザリア「遅い!」 マリ「西郷スレイチェルは本当に来るのか?」 ゼラド「もうすぐ、来ると思うけど」 ガラッ ゼラド「ヴィレアムくん!」 ヴィレアム「すまない! 西郷スレイチェルは連れてこられなかった!」 ハザリア「なんだとぉ!?」 ヴィレアム「下関に着く直前に、大久保ミスティリカからすぐに京に来いという指令が出て」 ゼラド「ていうかミスティリカさん大久保利通だったの!?」 ハザリア「京と下関なら、すぐそばではないか!」 マリ「ちょっと顔出すくらいのことは出来なかったのか?」 ヴィレアム「それが、ほんと直前になって西郷スレイチェル先輩が心変わりして」 ハザリア「だから西郷スレイチェルは信用出来んといったのだ!」 マリ「これじゃ、長州が大恥をかいたことになるぞ!」 ヴィレアム「ほんと済まない! かくなる上は俺が腹を切って侘びを入れる!」 ゼラド「わぁ~! 待って待ってヴィレアムくん! そんなことしないで!」 ヴィレアム「しかし、これじゃ申し訳が」 ゼラド「わたしが京に行ってスレイチェル先輩を説得してくるよ!」 【京都】 ゼラド「せんぱーい!」 スレイチェル「来たか」 ヴィレアム「来たか、じゃありませんよ、どうして急に心変わりを!?」 スレイチェル「いや、その、友が大久保ミスティリカに誘われて丁半賭博に行ってしまい、 スレイチェルはそれを止めねばならなくて」 ヴィレアム「なに、天下の人斬りゼフィア半次郎が賭博にはまってるんですか!」 ゼラド「早く更生させてくださいよ!」 スレイチェル「いや、スレイチェルも頑張ってるのであるが」 ゼラド「そんなことより薩長同盟ですよ!」 スレイチェル「うぅむ」 ゼラド「先輩、賛成してくれるっていったじゃないですかぁ!」 スレイチェル「薩摩は大藩なだけあって、内部にも色々と」 ゼラド「もう、埒があかないよ! こうなったら大久保さんのところに話を着けに行く!」 【賭場】 ゼフィア「丁」 ミスティリカ「うふふっ、じゃぁ、わたしは半」 ヴィレアム「丁半賭博をやってる場合ですかーっ!」 ゼラド「ゼフィア先輩、賭け事はやめてください!」 ゼフィア「うぅ・・・・・・っ!」 ゼラド「賭け事がしたいから薩長同盟すっぽかすって、前代未聞ですよ」 ゼフィア「面目ない」 ゼラド「サムライが一度いったことを引っ込めてどうするんですか!」 ゼフィア「しかし」 ミスティリカ「でもぉ、よく考えてみたら長州なんてもう落ち目じゃないですかぁ? そんなのに味方して、薩摩になんか得あるんですか?」 ゼラド「だから、そういうんじゃなくて、日本の未来のためにぃ!」 ミスティリカ「でもそれって、根本的な解決にはなりませんよね」 ヴィレアム「だから、薩摩だって表だって幕府と対決するわけにはいかないだろ? 長州はもうそこらへんどうでもよくなってるし、奇兵隊の士気はメチャクチャ高い。 それに、アメリカはいま南北戦争が終わって鉄砲が有り余ってるんだ。 だから、うちの海援隊で鉄砲を安く仕入れて、薩摩に卸す。 薩摩は自由に交易できない長州に武器を供給するっていう形で」 ミスティリカ「でもそれって、根本的に薩摩は利用されてるだけですよね?」 ヴィレアム「くぅっ!」 マーズ「ひっひっひ、丁」 ヴィレアム「なにを笑う!」 マーズ「そんな討論なんざーしたってムダだってんだよー」 ゼラド「マーズくん」 ヴィレアム「まずい、ゼラド、逃げろ!」 ゼラド「えっ、どうしたの?」 ヴィレアム「あいつはマーズ弥太郎! 土佐上士の部下で、ゼラドを捕まえようとしてる!」 ゼラド「えぇっ!?」 マーズ「あーあー、そーいやそーだっけ。 ま、どっちでもいーや。 ここぁー賭場だ。そんな空気の読めてねーこたぁーしねーよ」 ヴィレアム「じゃあ、なんの用だっていうんだ」 マーズ「主義思想の討論なんざー、するだけムダだってこと。 どーせデグチはねーんだからよー」 ゼラド「じゃあ、どうしたらいいんだろ」 マーズ「簡単さ。身分制度もホウカイしてるこの現代、 ニンゲンが動くなぁー、ゼニだよ、ゼニ」 ゼフィア「武士が金銭で動くというのか、お主!」 マーズ「サムライふぜーがうるせーよ。ヒトキリは黙ってな」 ミスティリカ「でも、幕府にしても薩摩にしても、仕切ってるのはサムライですよ?」 マーズ「ヤクニンの間違いだろ。 なー、薩摩は今年、コメが不作で困ってるだろーが」 ミスティリカ「たしかにそうですけれど」 マーズ「いっぽー、長州はコメドコロだ。 どーよ、協力のミカエリに長州が薩摩にコメを渡すっちゅーのは」 ゼフィア「うぅむ」 ミスティリカ「たしかにそれなら、薩摩も助かるし、長州も顔が立ちますね」 【長州藩邸】 ゼラド「どうだった?」 マリ「どうって」 ハザリア「どうもこうもない!」 ゼラド「えぇっ! まだ同盟組めてないのぉ?」 ヴィレアム「あれから10日以上は経ってるじゃないか!」 ハザリア「薩摩藩邸に行っても、毎日贅沢な馳走が出てくるだけだ!」 マリ「同盟の話なんて、まったく出てこなくて」 ゼラド「なんでこっちから切り出さないの!」 ハザリア「冗談ではない! 薩摩は公然と朝廷に仕え幕府と対談する立場だが、 長州は天下に孤立し、幕府の討伐を待つばかりの身だ! この上薩摩に憐れみを請うような真似が出来るか!」 ゼラド「そんなこといってる場合じゃないでしょ!」 マリ「残念だけど、サムライには体面てものがあるんだよ」 ゼラド「もういい! わたしが話を着けてくる!」 【薩摩藩邸】 スレイチェル「考えてみたら、薩摩は長州を助けてやろうという立場ではないか。 向こうから助けを求めてくるのが筋というものではないか?」 ゼラド「なんでそう、いうことがコロコロ変わるんですかスレイチェル先輩!」 ミスティリカ「だって、西郷スレイチェル先輩はそういうひとですもの」 ゼラド「いま日本は大変なときなんですよ! 薩摩とか長州とかいってる場合じゃないですよ! こんなことやってるうちに、欧米はどんどん日本を攻めてきますよ! それでいいんですか!」 スレイチェル「それは、よくはないが」 ゼラド「じゃあ、結んでくれるんですね、薩長同盟!」 スレイチェル「う、うむ・・・・・・」 【京都 近江屋】 ゼラド「ふぅ、これで一安心。ええと、あとはなにしたらいいのかな」 フィオル「逃げるんだ」 ゼラド「うわぁっ! フィオルさん、なんでここに!」 ヴィレアム「お前は、ここのところ評判の医師、南方フィオルじゃないか。 どうしてここに」 フィオル「この先、君は大政奉還を発案する。 しかし、それは土佐の怒りを買うことになるんだ」 ゼラド「えぇっ、どうして?」 フィオル「この局面にあっても、土佐藩主山内容堂は倒幕か佐幕かで揺れている。 大政奉還とは、これを容堂からの建白書として将軍に突き付け、 将軍が拒否したところで薩摩、長州、土佐3藩が大挙して倒幕に走るという作戦だった。 つまり、一浪人の身でありながら、君は藩主をまんまと利用したことになる。 それで怒りを買われ、君は暗殺されることになるんだ!」 ゼラド「えぇっ! わたし、故郷に殺されちゃうの?」 フィオル「それだけじゃない。薩摩も長州も、せっかく集めた軍力を台無しにさせられる。 大政奉還以降、君が生きていて得をする勢力はどこにもないんだ!」 ゼラド「さみしいなあ、そういうの」 フィオル「さあ、逃げるんだ!」 ヴィレアム「待て、ゼラドをどこに連れてくんだ!」 フィオル「彼女は異邦人だ。あとは、この世界本来の住人によって行われるべきことだ」 ヴィレアム「待て、ゼラドを、ゼラドを返せーっ!」 【OG学園】 ルアフ「というわけで、大政奉還は成功したわけさ。 いやぁ、あのときは僕も、剣林弾雨の中をかいくぐって」 ゼラド「ふんふん」 ヴィレアム「どうしたんだゼラド? そんなに幕末好きだったっけ?」 ゼラド「みんな、一生懸命戦ったんだよ」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ゼラド:坂本竜馬 幕末の快男児。最近の研究ではトーマス・グラバーの傀儡だったともいわれている。 ヴィレアム:中岡慎太郎 陸援隊の隊長。竜馬と一緒に暗殺される。 スレイチェル:西郷隆盛 西郷さん。ごわスマッシュとかいってたかどうかは謎。 ゼフィア:中村半次郎 通称人斬り半次郎。西南戦争で死亡。 ミスティリカ:大久保利通 維新三傑。後に初代内務卿となる。 マリ:桂小五郎 維新三傑。西郷挙兵の報を聞きつつ死亡。 ハザリア:高杉晋作 奇兵隊隊長。労咳で死ぬ。 マーズ:岩崎弥太郎 後の三菱財閥の総帥。
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本Wiki掲示板でtkカンパニーさんが紹介されている「顔文字一覧」を IME用辞書ファイルにしてみました。膨大な顔文字も一括導入。これであなたも 高速チャットマスターに? tkさん提供『顔文字辞書』(導入編) tkさん提供『顔文字辞書』(あ行編-あ) tkさん提供『顔文字辞書』(あ行編-い) tkさん提供『顔文字辞書』(あ行編-う) ※右クリックメニューの「対象をファイルに保存」でお持ち帰りください。 ※インストールの前に、テキストファイルで開いて必要なものをピックアップしてもいいかも… と思うほど多いのでお覚悟をw <インストール(?)について> ①IME言語バーから、「ツール(箱状のアイコン)」→「辞書ツール」と開く ②タブ「ツール」→「テキストファイルからの登録」でファイルを開く <VISTA(IE7)での辞書登録について> 下記リンクを参考に、 対策4 をお試しください。 →自分で登録した単語をビスタのIE7でも使えるようにする <入力語の変更について> テキストファイルでの単語は、 入力語(読み)tab 単語 tab 品詞 の順序で並んでいます。各単語の間はスペースではなく、タブキーで開けています。 テキストファイル上で変更を行う場合はご注意ください。 注:文字の並びがおかしくなってしまった場合、インストール時に「失敗」という カテゴリーで分類されます。単語間の確認をしてみましょう。 ■戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る
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28代目スレ 2009/04/21(火) 【屋上】 ゼラド「あっ、いたいた! ユウカさーん!」 ユウカ「ン?」 ゼラド「ねえ、これの弾き方教えてくれない!?」 ユウカ「リッケンバッカーじゃない。どしたの、それ」 ゼラド「有名なの? このギター」 ユウカ「ジョン・レノンが使ってたって、 古めのロックファンの間じゃ信仰対象になってるヴィンテージギターよ。 このモデルっていうと、もうあんまり出まわってないはずだけど」 ゼラド「アギラおばあちゃんちの押し入れから出てきたの」 ユウカ「見せて。フーン、さすがに弦はヘタってるけど、コンディションはけっこういいのね。 きちんとメンテナンスすれば、いいオト出してくれると思う」 ゼラド「弾けるかなあ」 ユウカ「弾けるんじゃない。ギターなんて究極、弦弾けば音出る楽器なんだし」 ゼラド「わたし、カスタネットくらいしかやったことないんだけど」 ユウカ「マ、やってやれないこともないんじゃないの。 リッケンバッカーはあとで楽器店に持ってってメンテ頼むとして、 取りあえずあたしの使ったら?」 【給水塔の陰】 ヴィレアム「・・・・・・っ! なぜだゼラド! ギター習いたいなら、なんで俺のとこに来ないんだ!?」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『お前がギター弾けるの、忘れられてるんじゃね?』 とレラ殿はおっしゃっておいでだが、 友よ、ギターを教わるということは、コードを押さえるときに手が触れ合ったりもするし、 同性のほうが頼みやすかったというだけの話ではないだろうか」 ヴィレアム「俺は! ゼラドと手と手を触れ合わせたいんだよ!」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『ギターの練習とかじゃなく』と、レラ殿、 無理をおっしゃってはいけません」 ヴィレアム「無理とかいうなよ! 心くじけそうになるじゃないか!」 【屋上】 トウキ「さあ、弁当を食うぞ! 屋上で風に吹かれながら、弁当を超食うぞ!」 ミナト「お、ゼラドじゃん」 トウキ「あれ、ゼラド、ギターなんか弾けたっけ?」 ゼラド「これから教わるんだよ」 ミナト「あ、初心者のうちは、ネックを握っちゃうより、支えるようにしたほうがいいぞ」 ゼラド「え? こう?」 ミナト「や、こう」 ゼラド「こう?」 ミナト「いやいや、ちょっと手ぇ貸してみ?」 ユウカ「たまにネックの握り具合でオト調整するひとがいたりするけど、 最初はベーシックに従っといたほうがいいでしょ」 トウキ「ミナト、お前ギターなんか弾けたのか?」 ミナト「ディープ・パープルの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』だけ弾けるぜ! プリッツのCMであややが演ってたやつ!」 【給水塔の陰】 ヴィレアム「なんの抵抗もなく手ぇ触らせてるじゃないか! ミナトに!」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『もう、お前がダメなんじゃね』とは、レラ殿それはあまりにもすげないお言葉。 ほら、友よ、我々のやっているワカメタルは高度なテクニックが要求されるし、 初心者には敷居が高く感じられたのではなかろうか」 ヴィレアム「でも、ゼラドは俺がワカメタルやってるって知らないはずだぞ」 キャクトラ「・・・・・・」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ『こっち見んな』などとおっしゃらないでください。 このキャクトラとて、もうかける言葉が」 ヴィレアム「やめろよ! なんか憐れんだ目で俺を見るなよ!」 【屋上】 ゼラド「うん、たっ♪ うん、たっ♪」ピレポロピレ ユウカ「取りあえず最初は、ひたすらオト出してれば指が慣れてくるから」 ゼラド「できたら、曲弾けるようになりたいんだけど」 ミナト「俺は、けっこうすぐに『スモーク・オン・ザ・ウォーター』弾けるようになったぜ!」 ユウカ「なんかいばってるけど、あれ比較的イージーな曲だから。 シンプルなコード組み合わせて作られてるから、 よくビギナーの練習曲に使われてるの」 ミナト「弾きたい曲があると、モチベーション上がるぞ!」 ユウカ「なんか弾きたい曲があるの?」 ゼラド「そういうんじゃないけど」 ユウカ「ンン?」 ゼラド「そのぉ、曲を、作りたいなぁって」 トウキ「おいおい、ズブの素人にそれは、ハードル高過ぎなんじゃないか?」 ユウカ「悪かないんじゃないの? ギターなんて、それほどノーブルな楽器じゃないんだし。 それで、どんなの演りたいの?」 ゼラド「う~んっと。お礼っていうか、感謝の気持ちを込めた曲っていうか」 ユウカ「ソフトな感じね。 それだったら、M3やP5を中心に組み立ててけば」 【給水塔の陰】 ヴィレアム「感謝って・・・・・・! 久保さんか! 久保さんに贈る曲っていうことか! くそっ、くそっ! 音楽は、音楽は俺のフィールドなのに! 音楽までも久保さんに持ってかれてたまるか!」 キャクトラ「おお! 友の前髪から、匂い立つほどの必須アミノ酸が立ち昇っている!」 レラ「・・・・・・」スチャッ キャクトラ「『やるか』ですか? いいですとも!」 ヴィレアム「うぉぉぉぉーっ! 刃突き刺し茎を2等分から3等分に切り分け 茎から雌株を左右に引き千切り奪い去り雌株と茎を永遠に断絶断絶 葉を切り刻み煮えたぎる熱湯にくぐらせ 茹でて茹でて揚げろーっ!」 SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! ヴィレアム「茎を2ミリから5ミリの厚さに切り刻み雌株共々熱湯地獄へ道連れだ 抜け抜け抜け落ちろ塩を抜け抜いた塩を吹き上げろ 色を見ろ色を見ろ色を見ろ色が抜け落ちすぎると塩気がない しかし速過ぎる救済がもたらすは塩辛さ 引き上げると同時に極寒の水を浴びせかけ そして待ち受けるは白くうねる淫靡な麺もちろん高知産 茹でて茹でて揚げろーっ!」 ゼラド「きゃあっ! あのヘンなバンド!」 トウキ「ヴィレカイザーさんだ!」 ミナト「なんで学校の屋上に!?」 ユウカ「オーライ、来るってんなら、ビートしてやる!」 ズダダダダダダダダダッ! レラ「・・・・・・」 キャクトラ「当方にバンドバトルの意志なし! 全力で我々を見逃せ!」 ヴィレアム「悪いがこの楽譜をいただく!」 SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ! トウキ「あれ、行っちゃった」 ミナト「なんだったんだ」 ゼラド「あぁ~ん、楽譜がぁ~!」 ユウカ「どうせ第一稿だったし、いくらでも書き直せばいいんじゃない?」 トウキ「でもさ、感謝の気持ちって、誰にあてて書くつもりだったんだ?」 ミナト「久保さんだろ?」 ゼラド「ううん。 前にヴィレアムくんが、なんかわたしの名前入った歌作ってるの見かけたから。 そしたら、わたしからもなにか作った方がいいのかなぁって」 トウキ「そんなもんを、なんでヴィレカイザーさんが持ってったんだろ」 ミナト「ゼラドの譜面に、ワカメタル的に光るなにかを感じたとか?」 ゼラド「えぇ、それ、どんなふうに光ってるの?」 ユウカ「メタルって、音楽聴かせたいのかギターテク披露したいのかわかんないとこあるから、 素人の譜面なんかに興味持たないはずなんだけど」 ゼラド「もう! あのバンド! アオラはファンみたいだけど、わたしは大嫌い! ぷんぷん!」 【校舎裏】 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「『仮題:ヴィレアムくんへ』とありますね」 ヴィレアム「ああぁぁぁああぁぁ、俺は、俺はなんてことぉぉぉぉぉ~」 レラ「・・・・・・」 キャクトラ「シッ、レラ殿、それは、そればっかりは言い切ってはなりません!」
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なんかノリで作っちゃったけど必要かどうか全く解らんぜWiki まとめとかにつかえる? Mixiでやる?
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29代目スレ 2009/06/10(水) ゼオラ「そう、とうとう、気付いてしまったのね」 ゼラド「お母さん?」 ゼオラ「あなたがそのことに気が付いてしまった瞬間、この永遠に閉鎖された時は崩れてしまうの。 時は正常に流れ始めてしまうのよ。 でも、悲しまないで頂戴。 これであなたは、時の荒波の中で成長を重ねていくことができるんだから」 ゼラド「お母さん? なにいってるの?」 ゼオラ「よく聞きなさいゼラド! 実はあなたは17歳じゃないの! 今年、21になるのよ!」 ゼラド「えぇっ! 21歳!?」 ゼラド「お母さん、21歳って、微妙だよ。 もっとこう、二十歳ちょうどとか社会人一年目とか、区切りになる年齢にしようよ」 ゼオラ「しょうがないじゃない。あなた妙なタイミングで気付いちゃったんだもの。 はい、おべんと持って、大学行ってらっしゃい」 ゼラド「お母さん、高校のときと大して変わんないよ」 ゼオラ「実家暮らしの大学生なんて、そんなもんよ。 急ぎなさい、今日は必修の授業があるんでしょ?」 【町中】 ゼラド「なんか、実感わかないなあ。 私服通学っていうだけで、大学も町内にあるし。 あ、そうだ、21歳っていうと、大人だよね? えへ、お酒とか、飲んでみちゃおうかな。 でもまだ昼間だしなあ」 マーズ「マジマジマジ、やらしーとか、そーゆーの全然ねーから」 ミズル「ギャラリーとかもあるしさあ」 エルダー星人少女「えぇ~、どうしようかなぁ~」 S-1星人少女「ふたり、なにしてるひとなのぉ?」 ミズル「マーくんはね、若手実業家さんなんだよ?」 マーズ「ミズッちゃんはね、新進気鋭のアーティストさんなんだよ?」 エルダー星人少女「えぇっ、ほんとぉ!」 S-1星人少女「ふたりとも、すごいんだぁ!」 マーズ「ま、ま、ま、そんなこたねーけども」 ミズル「自分ができることを精一杯やったっていうか」 ゼラド「ふたりとも、ちゃらく育っちゃって」 マーズ「あ、ゼラドちゃんだー」 ミズル「こんちゃー」 ゼラド「マーズくん、せっかく2本脚になったんだから」 ミズル「杖つかないと歩けないけどね」 マーズ「看護学校のコとかがヤサしくしてくれるもんね」 ゼラド「もうちょっとほかにすることあるんじゃないの?」 マーズ「ナンパ?」 ミズル「合コン?」 ゼラド「もう!」 マーズ「おれら、モテるもーん」 ミズル「ねー!」 ラーナ「へえ」 マーズ「きゃーっ!」 ラーナ「あなたというひとは、最近商売もおろそかにして、なにをしているんですか」 マーズ「や、や、や、おれもそろそろ7歳になるわけで、いつまでも仕事仕事じゃ」 ラーナ「もしもし、はい、L&E法律相談部門です。 先日のマンションの方ですね? いまから、当社の法律担当を連れて参りますので」 マーズ「きゃーっ、いやーっ!」 ラーナ「ミズル、あなたもさっさとアトリエに戻ってデッサンの練習をなさい。 あなたの絵は奔放すぎて美大の入試に向かないといわれたばかりでしょう」 ミズル「マーくーん!」 マーズ「ミズッちゃーん!」 【大学】 レイナ「あら、今朝は早いじゃない」 ゼラド「え、早い? もう10時過ぎてるよ?」 レイナ「早いじゃない」 ゼラド「大学生の時間感覚って、わかんないなあ」 レイナ「なによ、高校生みたいなこといっちゃって」 ゼラド「あっ、そうだ! あのね、わたしこないだまで高校生だったけど、実は21なんだよ!」 レイナ「なにいってるの? 4年前17だったんだから、いま21なのは当たり前じゃない」 ゼラド「お酒飲んでみよう! お酒!」 レイナ「飲めばいいんじゃない? あんた、そんなにお酒好きだっけ?」 ゼラド「あれ、わたしの意識がおかしいのかな」 レイナ「飲み会やるんなら、部室棟あたりでみんなに声かけてかない?」 ゼラド「あれ? レイナどこ行くの? これから授業なんじゃないの?」 レイナ「代返だったらもう済ませたから」 ゼラド「これでいいのかなあ、大学生って」 レイナ「なにいってるの、昨日今日大学生になったわけじゃあるまいし」 ゼラド「今日大学生になったんだけどなあ」 【部室棟】 じゃらじゃらじゃらじゃら タカヤ「あれっ、もう昼か!」 レタス「つい徹マンしてしまいましたのね」 ゼラド「え、みんな、まさかずっと麻雀してたんじゃ」 克夜「授業そっちのけで麻雀三昧は、大学生のお約束だよね」 レイナ「咲だってそんなに麻雀しないわよ」 ミナト「いや、咲は麻雀しまくりだよ! お前なにいってるんだよ!」 レイナ「あ、カノウ兄弟のヤラハタのほう」 ミナト「ヤラハタとかいうんじゃねえよチクショーっ!」 タカヤ「まずい! 今日は必修の授業が!」 克夜「タッちゃんは真面目だなあ」 レタス「真面目なひとはハナから徹マンしないと思いますけれど」 ゼラド「あ、ねえ、ルナちゃんは?」 レイナ「あんた、今日はちょっとヘンよ? ルナだったら高校卒業と同時に星に帰ったじゃない」 ゼラド「そうだっけ?」 レイナ「あんただって送別会に出てたでしょ?」 ゼラド「えっと、じゃ、アイミちゃんやクリハは?」 レイナ「アイミはスポーツで別の大学に進んで、 クリハは、なんかどっかの研究室に入ったじゃない」 ゼラド「う~ん、大学っていっても、みんながみんなずっと一緒っていうわけじゃないんだなあ」 ハザリア「ぷか~」 ゼラド「それで、なんでハザリアくんはいるの?」 レイナ「さあ、なんでいるのかしらね。一向に星に帰る気配がしないし」 ハザリア「つまらぬなあ、つまらぬ、つまらぬ。 大学がこうもつまらん空間だとは思わなかった。 だいたい、なんだ、校舎全室禁煙というのは! 床じゅうに点々と付いておる焦げ跡はどう説明つけるつもりだ!」 レイナ「床をそんなふうにしちゃうひとたちがいるから、全室禁煙になったんじゃない」 ハザリア「ああ、つまらぬ! こんなことなら、大学になど進むのではなかった!」 ルアフ「まったくだよ。 僕のころは、バリケード組んだり火炎瓶投げたり色々大変だったのに!」 ゼラド「ルアフ先生が大学行ってたのって、いったいいつの話なんですか?」 レイナ「あんたはなんでいるのよ!」 ルアフ「客員教授?」 レイナ「なにを教授するっていうのよ!」 克夜「教授の乳揺れ概論は、実に目を見張るものがあるよ」 レイナ「講義するな! そして受けるな!」 レイナ「あのさあ、ゼラドがヤケに飲み会やりたいとかいってるんだけど」 ゼラド「そんな、ヤケにってわけじゃ」 ルアフ「仕方がない、昼酒と洒落込もうか」 レイナ「あんたは呼んでない!」 レタス「わたくしは、べつに構わなくてよ?」 ミナト「あ、悪いけど俺は『AKB0じ59ふん!』の収録見に行かなくちゃだから」 レイナ「あんたは一生そんなこといってなさい」 ゼラド「ねえ、ゼフィア先輩とかは?」 レイナ「ゼフィア先輩は、進学先に迷うあまり山ごもりしたり自称パチプロになったりしてるじゃない」 ゼラド「スレイチェル先輩は?」 レイナ「一応在籍はしてるみたいだけど、 なんか、お店の経営が面白くなっちゃったみたいで、ずっとそっちにかかり切りよ」 ゼラド「ヴィレアムくんは?」 レイナ「は?」 ゼラド「え?」 レイナ「あんた、覚えてないの? あいつがいるわけないでしょ!」 ゼラド「いないの?」 レイナ「いるわけないでしょう! だってあいつは!」 ゼラド「え?」 ゆさ ゆさ ゆさ ゆさ ゆさ ゆさ ゆさ ゼオラ「ゼラド、ゼラド! 起きなさい!」 ゼラド「あれ、お母さん?」 ゼオラ「もう、お腹出して寝てると、風邪ひくわよ!」 ゼラド「わたし、大学にいたんじゃなかったっけ?」 ゼオラ「なにいってるの。大学進学より、進級が心配でしょ、あなたの場合」 ゼラド「あれ? あれ? あれ?」 ゼオラ「顔でも洗ってきなさい。もう夕ご飯できてるから」 ゼラド「なんだろう、わたし、あの世界が『イヤ』だと思った」
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wikiでは、もなちゃとの活動を主にしていきたい。
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カード図鑑について この図鑑はポケモンカードゲームの名前、特徴などの詳細を書かれています 見方 ポケモンの名前とレベル HP タイプ ポケモンの技や効果 コインいるか ダメージ このカードの使い方、説明 アドバイス 弱点と抵抗力と逃げるに必要なエネルギー アドバイスカードの詳細 ブロック タイプなど 弱点のカード詳細 ブロック タイプなど 上の図はあんまり見方らしくありませんですが詳しく書いております 説明 ポケモンの名前とレベル ポケモンの名前とその横についているレベルをあらわしています HPとタイプ ポケモンの体力とタイプの無、火、水、電、闘、超、鋼、悪を表しています ポケモンの技や効果とコインいるかとダメージ ポケモンの絵のしたに技書いてある技の名前と効果とダメージを書いています コインは「コインを1回投げて」ってあった場合ありで何も書かなかった場合なしとなります
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雑記:文或と文化史あれこれ、218 2月15日めも。 リアルタイムは5月7日です、このまま一気に追いついていきたいところですが、追いつくためにがーっと書き溜めていくこと「が」楽しい場合はともかく、それ以外の時には避けたい所存です、だってモチベーション続かないと意味がないし…。 あと、昔やってたり今も継続的に気に掛けているジャンルに関してもこういう、まとめた真面目なページ作りたいな、と薄ぼんやりと考えたんですが、やるにしてもさすがに今用意した「文アル作家」の5と1を先に片付けないと、なにもかもが終わらなくなるパターンだこれ。 まあ、その6より前に別のジャンルを一回挟むというのは別に悪いことでもないかな、今先に計画を立てているのがあと「新派・新劇」についてと、「各芸能10個」みたいな感じなので、別のジャンルでもそんなに問題ないしね。 そこまではなんとか書けそうなんだけど、なんか次のネタって思いつかないしな…、前は「雑誌と文士増やすか」みたいなことを軽く考えていたんですが、どうもそう考えていた時点にちゃんとまとめておかない間に消えたぽいです…。 有名編集者扱うってのも手かしら。 あ、時々編集者のこと語ってますが、だいたいの基本は独立するって言ったらパトロンが付く、他社の編集が特に前置きせずに会話に出す辺りですね。 エース編集者ってのはちょっと覚束ないけど、横浜事件の時にエース編集者である3代目社長がいなかったから難を逃れたみたいな感じの文脈で見ました。 当時そんなに一般的だったとも思ってないんですが、だいたいそれに近いニュアンスで捉えられているみたいだし、見れば見当は付くからまあいいかなって。 2月16日めも。 リアルタイムは5月11日、前に書いていた時から3日明けていたことにわりとびっくりしています、いや、書いてなかったことは別にいいんだよ、1日サボったつもりで開いてみたら3日経ってたってところだよ問題は…。 ところで「直木三十五」を書こうと思って(文アル登場作家、その5)、Wiki辞書のページを開いたんですが、父親がパトロンだったマキノ息子の独演会みたいなことになっていました。 前半の内容はいいんだけど…。 ぶっちゃけ父親が直木さんに入れ込んでいたのは聞いていたし、いくつかの具体的な仕事をするはずでしなかった案件に関しては特に疑っていないものの、直木さんの経歴を知ってる人は「待って、待ってこれ、どこに当て嵌まるの…」となるんじゃないのかしら、具体的なやつはちゃんと嵌まるんだけどね。 どっちかというと直木さんが複数のパトロン持っててちょろちょろどっか行っちゃうのが問題なんだよな…、ずっとお世話になっていたんならそこまで問題じゃないんだよ、が、そのことがマキノ息子の独演会からは読み取ることが出来ませんね…。 同時期に他のお仕事の経歴が出てくるので…、本当にお小遣いしか貰ってない直木さんなんだけど、映画作成の他は「お小遣い」しか出してないぽいからなマキノ父…。 あと、どんなにどんなにどんなにレベルが低かったかっていう話が「連合映画芸術家協会」にもあるんだけど、他の映画会社とのいざこざがそのあとにあった上、フレーム固定じゃない最初の時期の映画だよね? やっぱりそれがマキノ息子からは読み取れません…噂は聞いてたけど資料価値低。 2月17日めも。 5月11日引き続き、で、マキノ息子(えらい怒ってることだけは紹介されていたんですが、彼の言葉が全く引用とか参照されておらず、なんでだったのかはわからんかったんですが、確かにかなり精査しないと使えないわありゃ…)が出張りすぎていたので、どうしようかなと思ってるんですが。 彼が直木さんのせいでかなり酷い目に遭ったこと自体は間違いはないし。 が、客観性がなさすぎて…いや、最初期の声付き映画の実例として出てくるやつじゃんあれ、出来が酷いで片付けるかよ普通としか…。 具体的な「脚本書く」って言ってて書かなかったってのは紛れもなく事実で単純に迷惑だとは思うんですよね、が、映画作成の話をがんがんまとめて菊池寛を組織のリーダーに据えて他の作家を駆り出して、脚色をしているというのは仕事をしていないに分類されるのはどうかと思うんですよね…。 菊池寛が働かなかったことを揶揄してたぽいんだよね、えええ、若手作家代表格としてカウントされて数年来、大御所として呼ばれ始めた頃の菊池さんに箔付け以外の仕事をしなかったことを詰るって、いや、正気かよ…? となるんだよな。 映画の出来が悪かったことも父親の仕事なのに揶揄。 仕事しなかったのだ映画を丸投げにしたんだと言ったその口で。 なんで参考にされていないのかは余すところなく感じ取ることが出来ました。 もうちょっとちゃんと調べるともっと酷いんだろう気がひしひしとするけど…。 が、これをどうやって直木さんの項目のところに還元するかがよくわかりません、いやあれか、マキノ息子が参照されてないって部分だけ書けばいいのか…。 2月18日めも。 5月11日引き続き、あれです「文アル登場作家、その1」のほうを書こうかなと思ったんですよ、が、それもファウストなのでこれはこれでかったるい。 前にももまんに話してた時を思い出そう。 半分まではいい感じに伝わったんだけど、後半で意識が逸れました、ちっ。 きゃー、間違えてた、作家10人を並べて生年順にしたつもりが、下から上にしなきゃなならなかったのに上から下にしてたよ! つもり全員入れ替わってました、直木さんじゃなかったよ、吉井さんだったよ次。 いや、こないだまで明治19年生まれの人書いてたのに直木さんの生年が明治24年だったんだよね、なんでだろとメモ帳を見返して気付いたよ…。 正直、いらねぇ迷いだったんじゃん、と思わないでもないものの、まあ、直木さんくらいややこしい人だとまあ何回かに別けて悩むのもまあありか。 一旦吉井さん、書き上げてしばらく眺めたあとに没にしました、特になにが悪いというわけでもないです、Wiki辞書のページがもっと薄かったら普通にそのままにしていたんじゃないかと思うんですが。 もうちょっと書きようがあるよなさすがに、と。 いや、微妙に薄いんだよ、ただ、書きようがないほどに薄いわけでもないんだよね、なんかこう、最後の行だけ先に置くんですが。 【なんか、目立つけどつながりが悪いんだよな全体的に…。】 な感じですね、そういやあれ、春秋社にもいたの記憶してますね、あー、なんかほら、ブームだったお坊さんの現代訳に参加してたというか。 2月19日めも。 文アル登場作家、その5から「吉井勇」、以下没文章。 【明治19年10月8日生まれ、戦後没かな、伯爵だってのは聞いていたんだけど爵位を得たのがえーと、薩摩藩閥だったからですかね(大雑把)。 てかお祖父さんどのくらいお金あったのかなと思ったらなんか日本鉄道の社長とかしてますね、お父さんもお金を減らした様子は全くないし(海軍、貴族院議員)、まあ時々問題を起こす程度の目立つ詩人が普通以上に暮らしてくのはまあ余裕かな…。 作品が遊蕩文学として真っ先に攻撃されたとか、不良華族事件で奥さんが中心人物だったとか、目立つは目立つんだけど、倫理的にはプチ罪というか、身の丈に合わない生活をしている様子は全くないな…。 奥さんが柳原白蓮の姪です、駆け落ちで当時有名だった…。 何年か前の朝ドラで主人公食う勢いで目立っていたと言われてた…。 血なのかしらね、と思われるまでは仕方ないような気もするんですが、いわゆる明治に爵位を得た「新華族」が元公家のお家の柳原家と結婚したんだから、まあ、仕方ないよね? と上流階級では不思議に思われなかったってのも地味に面白いな。 てか、その柳原さんとこがお金ある人を中心に結婚してたのが敗因かしらね。 ところで『明星』が傾いた時に華族の肩書きだけで与謝野さん(彼と若手が反目してたので自分サイドを増やそうとしたぽい)が連れて来たと紹介されていたのを最初に見掛け、が、反目組に走られてその後、パンの会結成、『スバル』も立ち上げメンバー。 坪内逍遥にも認められた戯曲…、舞台化したのかしてないのか(戯曲が雑誌に載るようになったのは大正中期)、対象に入ると遊蕩文学として攻撃された?】 2月20日めも。 5月11日引き続き、てか真面目な話、戯曲で逍遥さんに認められたって、どういうことなのかがわからない…、だって大正中期くらいに戯曲ブームになるまで逍遥さんとか鴎外さんクラスじゃないと「舞台化がされないと雑誌に載らない」だったらしいんだもん、何度か見てるしさ。 Wiki辞書の表現の仕方が「脚本家」なんですよね。 が、舞台化していたとしたら1行もそのことに関して触れられてないってのがあり得るものなんだろうかわからない。 にゃ、新派舞台だとわりとスルーされていたりするんだけど、だから逍遥さんに認められているってあるんだよな、うーん、判断の仕方がわからない。 あ、でも戯曲を発表していたのは『スバル』か、なら発表は問題なさそう。 なんだろう、多分『ホトトギス』もそうなんだけど、商業雑誌とはなんか違うというか、でも同人誌でもないというか、いや、同人なのかな…これもわからない。 いずれにしろ、Wiki辞書のページから読み取るのはなんか無理そうです、が、気にはなるものの今その情報が必須かというとそこまででもない。 なんというか、このページ、研究者などの手を経ておらず、同時代資料を使って作られた本から継ぎ接ぎしてるって雰囲気だなぁ。 ぶっちゃけ重要人物とは言い難い、が、重要人物ではないのにここまで目立ち続ける人ってのもちょっと珍しい気がするよなぁ…。 あ、春秋社に参加してたの、坊さんじゃなかった西鶴の現代語訳だった。 なに系の人って言うんだろうこれ…、働く必要なかったのかしらね。 2月21日めも。 5月13日です、1日明きました、体調は一退です、今日は『プリンタニアニッポン』が更新されてたので大喜びで読んでました、だんだんハードSFという呼び声が高くなっていますが、変わらないテンションで行って欲しいものです。 いやだって、過去作、なんか…難しそうだったし。 にゃ、ぶっちゃけると「私なら」読めるとは思います、が、苦労なしに読めるというわけでもなさそうだし(言ってみれば哲学的領域)、そそられないんですよね、普通の、我々にも理解出来る等身大の人間がディストピアに生きているという、そういうテイストがめちゃくちゃそそりますね。 まああれです、「私もネコに管理されたい」とか言ったりするけど。 善良なAIにむしろ野性味の部分を尊重されながら平穏に暮らしたい!! まあ、あんまり平穏! てわけでもなさそうですけどあの世界も。 ネコのせいじゃないもんね、ネコはちゃんと対応してるもんね。 やたらと情報を制限してたりしないし、聞いて無闇に教えないで調べなさいって諭してくるわけだし、そうねー、管理社会って無意味に人間に苦痛を与えることが基調になっていたように思いますが、メニューを増やしなさいと管理AIに言われてもその気力が特にないとか、そっちのほうがこう、人間らしいよな…。 ええとあれ、吉井勇さんですね、吉井さん、なんというか無視するにはエンカウントが高すぎるんだけどベストセラーには至ってないし、詩壇で事件関係者の末席(明星最後に加盟した人ぽいので)、貴族社会で事件関係者が妻、もともと身分違いだったしねー、みたいな説明とかもあったけど、主題が定まらない…。 2月22日めも。 5月13日引き続き、目が痒いです、そういや吉井さんのWiki辞書のページに出て来た「新貴族」って単語を使っていた人がいたなー、と思い、ついったで呟いてました、いやだって…、平民筆頭とたまに呼ばれてる人たちのことを新貴族って呼んでいたんで、なんでかなって。 追い詰めたいとかじゃないし、多分話を聞いても進展はしないと思うんだけど。 そもそもがなんかしらの本がもとだってのは特に疑ってません、私も一つ見たことあったしね、どっから湧いて出たのかが気になるんだよなぁ…。 あの、なんか、「上の世代」も「下の世代」も特に勘違いをしていないので、その中間世代でどうもなにかが生じ、それが特に選ばれた人に伝わってところどころで散見されるみたいです、どこで生まれてどこに系譜されているのかが知りたい…。 だって普通に資料があって違うんだもん、そっち示唆しても反応がない場合、ルート系譜を洗い出すしかないんじゃないかなって。 いや、学習院にいたので上流階級カウントなのは特に違和感ないです、地位か金があるし、金があれば扱い違う時代だし。 なぜ貴族と呼ぶことに拘るのか、学習院関係の文章で平民として「彼らも入学し始めたよ」みたいな扱いなので、なんとも落ち着かなくてねぇ…。 もうちょっと資料がその辺に転がってなきゃ黙ってるんだけど。 まあ志賀さんなんですが、なんで志賀父も学習院とか入れたのかね? 貴族と付き合って欲しくもなかったぽいしなぁ…。、 なんかね、時々「貴族としての悩み」と語られています。続けよう。 2月23日めも。 5月13日引き続き、なんかこう、志賀さんに父親との関係を小説にしたみたいな一連の作品があるんですよ、時々日本文学を代表する作品みたいな言われ方もしてるんですけども、その割には編集者がいつ連載していたのかよく知らない不思議な作品なんですけどそっちではなく。 貴族の結婚がいかに大変なのか、お手伝いさんとの結婚がどれだけ反対されたのかって言われていたんですよ。 で、私は貴族の結婚の案件は他でも読んでいたんですよね。 あ、知ってるー、宮内省の許可がいるってやつだよね、聞いたことあるのは有馬と近衛で跡継ぎの長男だったので、どの辺の地位までそうなのかはわかんないけど、吉井さんとこはそういうこと特にいらなさそうだしなぁ(明治維新の時点での爵位だって、なんか新貴族って呼ぶぽいよ)。 志賀さんって家老の孫じゃろ? 関係なくない?? だって公家か藩主か明治の時点での元勲その他みたいな。 となったんですよね、いやだまさか…志賀父が、自分の息子を貴族として振舞わせようとしていたのかしら、読むのめっちゃ怖い、となってました。 「貴族と付き合っていないで、実業家の娘と結婚しろ!」と怒られてました、父よ、それだったら学習院に入れてどうすんだよ、まあ、志賀さんを一高に入れるの不可能かなって気はするけど(当時の学習院は馬鹿と秀才の狭間みたいな、改革してる途上ぽい)。 まあとりあえず、志賀父を疑っていた私が悪かったです、あの小説を読んで貴族としての憂いって読み取った人は確かにヤバめだけど、まあ斜め読みしたんだろうしな。 2月24日めも。 5月13日引き続き、そこそこ酷い言い草って気もしないでもないんだけど文学ジャンルにおける読み替えの激しさは大概慣れてるからなぁ…。 同じく志賀さんで「深みがない」って言ってるのを「あまりに深い」と訳している人たちが何人も出てきて、正直傍目になんだこれになっていたりとか、なんだろう、深みがないというのが褒め言葉だったんですよ。 当時の日本人に思想なんかないから、ないほうがよっぽどさっぱりしてるって同じ対談の中で語っていたんですよ。 さすがに私の読み違いには思えないんだよね、でも、本をまとめた人は駄目でした、深みのあまりむせび泣いてました。 貴族絡みで馬鹿にしてるってのが多分読み取れず、貴族が出てきているんだから褒め称えられているって斜めに結合したんじゃないのかなぁ…。 上の深みーさんよりまだわかる範囲というか。 そういや、描写がねちっこくて展開と合ってないみたいな作品があったんですよね、これを漱石さんが「描写が精緻じゃない」と語ってたらしいんですよ、菊池さんがそう小説に書いてた、ただ、実際に対面した時には言われてないようなので。 弟子が「描写減らしたほうが」とか言われたのを自動変換で「描写を精緻に」って伝えたんじゃないかなー、といかにもやりそうなんだもん、この界隈のやつら。 あと3行でこのページ終わるんですけども、こう、志賀さんの時代には貴族がマイナスのイメージだったのが、ちょっとあとの世代に貴族の印象がプラスの世代がいて、トランスフォーメーションしたんじゃないかと、読み違え力が高すぎる…。 (雑記:文或と文化史あれこれ、218) 雑記:文或と文化史あれこれ、220 雑記:文或と文化史あれこれ、219 雑記:文或と文化史あれこれ、218 雑記:文或と文化史あれこれ、216 雑記:文或と文化史あれこれ、214 雑記:文或と文化史あれこれ、213
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